nalさん
3種の投稿物について、改定を行いました。一方的な押し付けと受け取られかねない口調等は出来る限りの除去と言い換えを行いましたが、過不足がございましたら忌憚なくご意見をお寄せ頂けますと幸いです。
【ゾーニングについて】
社会では個人同士の自由が衝突する際、行動や発言の制限が必要になります。
どのような裁定になろうとも、これは表現の自由を制限するものではありません。特定の思想を一方的に糾弾したり、否定するものでもありません。
その前提でもって、BL、夢、オリキャラ、リョナ、グロ等の特殊嗜好、
チート、ハーレム、無双等、作者に悪意は無くとも踏み台にされた側から反感を買いやすいジャンル、
これらと同様に「悪口、毒舌、キャラ虐待、キャラ叩き、アンチ」という表現にも、最低限の配慮はされるべきであると考えます。
ゾーニングの方法について、3通りの個人的な見解になります。(数字が増えるほど厳重なものになります)
(1)パブリックな環境で、見たくない人が自主的に避ける事が出来るようにする(除外検索用タグの付与、説明書きの徹底)
(2)パブリックな環境でも、意識的に探さないと目に入らないようにする(固有の棲み分けタグ、除外がシステムとして備わった投稿サイトを利用する、掲示板の専用スレッド等)
(3)積極的にアクセスしない限り見つからない環境で、内輪だけが楽しめるようにする(マイピク限定、鍵付きツイッター、ぷらいべったー、検索避けをした個人サイト等)
ですがアンチや叩きに対する「棲み分け」が、パブリックな場でのタグ分けや除外用タグ付けを指す場合、「配慮が出来ている」と見るかは受け手個人個人によって意見が著しく分かれると思います。
公式関係者の干渉や差止め命令が無くとも、
大多数の第三者が「良識の範囲外」と判断するような振る舞いを、誰の目にも簡単に止まる場で行い続ける限り、問題視される結果は変わらないと考えるからです。
また、
(1)のゾーニング方法では「見たくない側」へのマイナス検索や目視での回避を強いる事になります。
(2)のゾーニング方法でも、ランキング入りして嫌でも目につくようになる場合が想定されます。
いずれの場合も、アンチ活動を行う者がファンと同一視されてしまう場合や
性善説を前提としているファンコミュニティで、アンチ活動を行う権利のためにファンが我慢する逆転現象が起きてしまう事は回避できなくなります。
あわせて、
(a)パブリックな場での罵詈雑言、反社会的な行為
(b)善意で借り受けた他者の財産(著作物)を粗末に扱う行為【自体】を目的に、あからさまに他者を害する行為(=【ファン活動として容認された二次創作】の大前提に反しているもの)
この2つは、「建前上」容認されては困るものであり、全面的に許容してしまうとモラルハザードに繋がりかねないものです。
更に、
配慮やゾーニングに無自覚である場合、投稿者さんご本人が炎上、晒しなどのトラブルに見舞われるリスク、無闇に敵を作ってしまうリスクも伴います。
それらを完全にシャットアウトするには、(3)のゾーニング方法を取る事が一番トラブルを呼び込みにくくなります。
(が、ルールは強制ではありませんので、最終的には自己責任になります。
http://pixpedia-ss.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14755026#18245545
でOCNの通りすがりさんが論じられた様に、
ゾーニングの過不足については最終的に書き手さん側の判断になります。当方が一方的に回答を出せるものでもありません。)
一方で、現実でもいじめやハラスメントの抑止策として「○○はいけない」と啓蒙する活動は必要ですが、「あっては困るが、どうしても発生してしまうもの」をゼロにするのは困難です。
「○○が全面的に容認されては困る」が、「○○はゼロにされなければならない」にすり変わると「そこにあるものを隠蔽して、無かったことにする」がてっとり早くなります。
その理論で、(「建前上」そこにあると問題視されるリスクはあるものの)既に存在してしまっているものには、わかりやすい目印(つまり「ヘイト創作」「キャラヘイト」などのタグを付ける、最低限の説明書きは付与しておく)が現実的な折衷案になるとも考えます。
これらの前提の再確認と、棲み分けで解決するもの、しないもの、パブリックな環境で行うにはリスクが高い行為について、当方が想定するラインの一例を挙げたのが、改訂版の注意喚起文です。
マナーはお願いであって、強制ではありません。
法律や裁判ですら、全ての事象に白黒を付けられる訳ではありません。
一方で「(現地の法に基いて)立件が可能である」と「それが悪である」は別の問題と思うのですが、いかがでしょうか。
(ただ、その辺を突き詰めてしまうと、倫理や哲学の問題になります)